
アプリケーション性能管理(APM)ソリューション AppDynamics
AppDynamicsを利用することで、アプリケーションがどのように動作しているかを理解することができ、開発から運用のライフサイクル全般にわたってアプリケーションのパフォーマンスを改善することができます。さらに、ビジネスや業務への影響やユーザー体感も可視化できることから、ビジネスダウンタイムの削減や、顧客エクスペリエンス向上、サービスレベル向上にも寄与します。AppDynamicsの導入は、さまざまなITシステムでの活用実績や導入経験を持つBIPROGYにお任せください。
アプリケーション性能管理(APM)ソリューションが求められる背景
コロナ禍によるデジタルシフトは、より一層進んでおり、企業はWebサイトやモバイルアプリケーションを顧客接点としてデジタルサービスを提供するのが当たり前になっています。アプリケーションを構成する要素は複雑化しており、従来の監視のようにネットワークやアプリケーションを個別に監視するだけでは、障害への対応が難しくなってきました。
サービスを提供するWebサイトやアプリケーションのパフォーマンス劣化による顧客離れや、システムダウンによる業務遅延、ブランドイメージ低下などは、業種業態を問わず大きな問題となっています。また、ITシステムの性能品質向上はUXに大きく影響を及ぼします。
AppDynamicsとは
AppDynamicsは、アプリケーションやITインフラのパフォーマンスをモニタリングするソリューションです。アプリケーションの状況を分析してリアルタイムに表示するダッシュボードにより、問題やその兆候を分かりやすく理解し、早期に発見して対応することができます。また、アプリケーションのログやトランザクションの分析データは、問題の発生原因を特定し、解決するのに役立ちます。
AppDynamicsは、コードレベルでのアプリケーション性能とユーザー体感をEnd to Endでモニタリングします。インフラ状況可視化とログ分析、アプリケーション性能がビジネス指標に与える影響も可視化・分析することができます。個々の事象を監視してアラートを上げることを役割とする一般的な監視製品とは異なり、普段とは異なる変調についての気づきと改善のためのインサイトを与えることを目的としています。

AppDynamicsでビジネスが変わります
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サービス品質向上、安定稼働End to Endでのサービスリアルタイム監視で定常的な品質維持が可能です。また、負荷テスト等でリリース前後のシステムパフォーマンスを容易に比較することが可能なため、利用者の要求に応えながら安定したサービスレベルを実現できます。
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障害対応時間短縮、予兆検知による運用コスト削減アプリケーションの可視化により、障害原因の切り分け・特定時間を短縮できます。また、ベースラインを記録しているため、顧客からクレームが来る前に予兆を検知することで、定常保守コストを削減できます。
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BizDevOps間で同じ情報を追うことが可能役割により関心事や分析観点が異なるシステムでも、ビジネス担当者、開発担当者、運用担当者が同一の情報を追うことが可能です。そのため、ビジネスインパクトの大きさによる障害対応の優先度づけの判断が早くなります。
AppDynamicsの特徴
1.主要な言語ではエージェントを導入する際、コード改変が不要
コードを変更する必要がなく、可視化対象のサーバーにエージェントをインストールするだけで、SaaS提供のコントローラーに情報が収集されます。また、コントローラーはオンプレミス構成もサポートしています。

2. 自動で描かれるアプリケーションフローマップ
エージェントを導入後、ただちに通信状況の分析をもとにアプリケーションフローマップが自動的に描かれ、ティア間の依存関係を確認できます。

3.クリック操作で問題個所までドリルダウン可能
パフォーマンスが劣化しているサービス・リストを俯瞰して確認し、クリックでの簡易操作で問題個所までドリルダウンができます。遅延の発生源を特定するだけでなく、その原因の切り分けと問題の特定をした後、修復作業を即座に実施します。

導入事例
Omni-Base for DIGITAL'ATELIER(オムニベース フォー デジタラトリエ):BIPROGYグループ サービス適用事例
OMO時代のSaaS型コマースサービス「Omni-Base for DIGITAL'ATELIER」にシスコシステムズ合同会社が提供するアプリケーション可視化ソリューション「AppDynamics」を採用し、アクセス集中時でも安定したパフォーマンスでのサービス提供と、可視化・運用業務の負荷低減を実現
関連リンク
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